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キメラゴリラのウホウホニース(1/30 -2/17)

この記事はezAvalancheのライター、キメラゴリラがチェーン研究会でのAvalancheについての発表内容+αの内容をまとめています。
 
チェーン研究会は2週に1回開催されているので、そのペースで記事を更新しく予定です。
 
※キメラゴリラの個人的な感想も含みますので、実際にご自身でニュースを確認してご自身で判断してください。
目次

34回のチェーン研究会の発表はこちら

Avalanche関連のニュース

Avalancheサミットの開催地が決定

昨年スペインの村を貸し切って行われたAvalancheの超大規模イベント「Avalanche Summit」が、今年の開催場所を発表しました!
 
今年は、アルゼンチンのブエノスアイレスにて開催します🔺
 
日本からは地球の反対側なのでいくには非常にハードルが高いですが、イベントでは恐らく大きな発表が用意されており、会場限定のグッズなども用意されているのでもし時間とお金に余裕のある方は行ってみてはいかがでしょうか?
 
ちなみに、南米は通貨が大きくインフレしていたり、非常に不安手だったりすることから、日本やアメリカなどの先進国とはまた違った暗号通貨の利用方法がされており、国としての暗号通貨の考え方などについてもとても面白いイベントになるのではないかと考えています。

ゲーム版のFriend.Techが登場

Unix Gaming」という、ブロックチェーンゲームの開発プラットフォームを利用して作成された、ゲームのクリエイター、ブランド、そしてゲームのためのプラットフォームの「Owned」が展開する、ゲーム版SocialFiのようなサービスを展開している「Battle.tech」が紹介されていました。
 
このプラットフォームでは、ゲームのトーナメントイベントなどを開催し、賞金が獲得できたりできます。
また、サイトでも表示されていましたが、BASEの大手SocialFiのFriend.Techの、ゲーム特化バージョンのゲーミングSocialFiなども行っていくみたいです。

世界一有名なビルとAvalnacheがロイヤリティリワードの取り組みを開始

AvalancheはNFTを用いた特典プラットフォームのUptopを用いて世界でもトップクラスに有名なアメリカのビルである「エンパイア ステート ビルディング」の年間400万人の来場者向けにNFTを用いて特典を付与するプログラムを開始ししました。
 
この特典には、限定イベントへの招待などの特別な特典だけではなく、おそらくその周辺の飲食店などでの割引特典なども用意されているとのことです。
 
このNFTを受け取るためにはユーザーは複雑な操作を行う必要なく、簡単にNFTを証明書として発行できて、且つユーザーの独自性を保証しながら様々な特典を与えることができるので、ここだけでなく様々な観光地でも同様の取り組みができるのではないかなと考えています。

Durangoがテストネット環境でアクティブに

先日、Cチェーンやサブネット間でのスムーズなメッセージング(Avalanche warp messaging)の機能を対応させるためのアップデートのDurangoアップデートが、テストネット環境でアクティブになりました。
 
AWMは以前から注目されていたアップデートで、AWMが実装されることで、ユーザーはAvalancheのサブネット間の意識をすることなく、サブネット間でのトークンのやり取りやメッセージングを通常のブリッジよりも非常に安全に行うことができるようになり、サブネット間のエコシステムが大きく発展するきっかけになると思います。
 
また、AWMが実現すると、乱数の生成をサブネット上でも行うことができるようになるので、サブネット上で乱数を用いたプロダクトやサービスの提供が可能になるみたいです。

Core WalletがCCTPに標準対応

Avalancheが開発している、Core Wallet内でネイティブでcircleの提供している $USDC ブリッジサービス「CCTP」に対応しました
 
この対応でCore Walletを含むウォレット上では、USDCをブリッジサービスを用いることなく安全に他のチェーンに移行することが可能になります。

エコシステムニュース

Colonyがシード/プライベートセールに参加できる「アーリーアクセス」を発表

AvalancheのエコシステムアクセラレーターのColonyが、新たにAvalanche上のエコシステムに投資したプロジェクトのシード、プライベートラウンドにCLYステーカーをアクセスできるようにする取り組みである「アーリーアクセス」を発表しました。
 
しかし、このラウンドには日本人が参加することはできませんが、より多くの人がシードラウンドにアクセスできる方法を平等に提供できることは、プロジェクトにとっても投資家にとっても非常に有用な取り組みになるのではないかなと考えています。

TraderJoeとBenqi、StructFinanceが提携

Avalanche上で仕組み債のような仕組みを用いて通常より高いAPR or 安全な運用方法を提供している、StructFinanceがTraderJoeやBenqiFinanceと提携を発表しました。
 
この発表で、StructFinanceではTraderJoeのLiquidity Poolの仕組みを仕組み債に導入し、 $sAVAX などの運用が可能になりました。
また、Avalancheのエコシステムへの投資プログラムである「Avalanche Rush」に採用されているため、APRブーストなども行っています。
 
プロジェクト自体も仕組みも面白いので一度見てみることをお勧めします。

Avalanche Rushの発表後StructFinanceのTVLが400倍に

上記のニュースで、APRブーストやエアドロ期待のユーザーが多くStructFinanceに殺到し、プラットフォームのTVLがなんと400倍に急増しました。
 
最も盛り上がっていた時からも5倍程度急成長しており、今後も注目していきたいプロジェクトです。