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キメラゴリラのウホウホニュース(2024/3/24 - 4/7)

この記事はezAvalancheのライター、キメラゴリラがチェーン研究会でのAvalancheについての発表内容+αの内容をまとめています。
チェーン研究会は2週に1回開催されているので、そのペースで記事を更新しく予定です。
 
※キメラゴリラの個人的な感想も含みますので、実際にご自身でニュースを確認してご自身で判断してください。

目次

アイスブレーカープログラム

Avalanche Foundationが新規プロジェクトやエコシステムの多様化などを目的とした大規模な助成金プログラムを開始しました🔺
 
このプロジェクトはAvalanche上のエコシステムや、新たなプロジェクト作成のための助成などを行うために開始され、いくつかのフェーズでテーマを決めてプログラムを進めていきます。
 
今回発表されたアイスブレーカープログラムのフェーズ1では、リキッドステーキングトークン(LST)がテーマとして設定されました。
そして、LST Fiのプロジェクトに対してAvalanche Foundationは最大50万 AVAX を助成金としてプロジェクト与えられます。
 
今後フェーズ2、3と進んでいくと異なるテーマのプロジェクトに対して女性が行われていきます。
 
恐らく、ここで助成金を受けたプロジェクトは今後のAvalancheエコシステムで重要な役割を果たす可能性も十分考えられますので、今後のアイスブレーカーの情報に注目していきたいですね!

DEXでの取引量が3.5倍に

3月のAvalanche上のDEXでの取引量が3.5倍になりました。
 
このDEXの取引量の増加は主にTraderJoeのV2.1のDEXにてけん引されています。
 
この情報から、前回のウホウホニュースでも取り上げたAvalancheの「Memecoin Rush」が影響していると考えられます。
TraderJoeでは、対象のMemecoinを片面ステーキングで預けるだけで、Memecoin Rush用のエアドロにつながるポイントを獲得できます。
 
そのため、他のLPを組まないと参加できなかったDEXに比べ多くの人がTraderJoe上で取引を行ったため、今回の大幅な取引量になったのではないかと考えられます。
 
そのような取り組みが無くても、Avalanche上のDeFiが盛り上がって取引量が増加することが一番望ましいですね。
そのために先ほどの「アイスブレーカープログラム」は重要な役割を果たすのではないかなと考えています。

Auraが登場

先ほどのニュースで、AvalancheのDEX取引量での話を行いましたが、ここで新たにAvalanche上に新しいDeFiプロジェクトが登場しました。
 
このプロジェクトはAvalancheを除くチェーンで既に7チェーンに対応しており、非常に大きなプトジェクトです。
 
プロジェクトのイメージとしては、ベースがBalancerCompoundというイメージです。
具体的には、BalancerのBALトークンをこのAura上に預け入れて、本来Balancerから受け取れるBALトークンとUSDC、Auraから受け取れる追加のAURAトークンが獲得できます。
そのため、通常のBalancerに預け入れるよりも高い利回りの獲得が可能になります。
 
そしてこのプロジェクトの大きなメリットとしては、AURAが多くのBALを持つことになるのでAura上のユーザーに対して有利になるようなBalancerへの働きかけが可能となることです。
 
しかし、複数のDeFiサービスを用いていることもありリスクも高くなりますので、このような複雑なDeFiを利用するときは自身でリスクの調査などを行ってから入るようにしてください。

ColonyがAVAXエアドロを発表

Avalanche上のエコシステムアクセラレーターのColonyがCLYホルダーに対してAVAXのエアドロを発表しました。
 
今回のエアドロップでは20万ドル相当のAVAXがステーカーに対して割り当てられています。
 
ColonyではCLYトークンをステーキングすると、様々な特典があります。
その詳細についてはやさしいAvalancheのColonyの記事を読んでいただけると理解が深まるかと思います。

Avalancheサミットの開催場所が発表!

昨年、スペインのバルセロナの村を貸し切って行われたAvalancheが主催する、Avalancheのためのイベントである「Avalanche Summit」の開催地が発表されました。
 
今年は、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されます。
 
このイベントでは、そのイベント限定のグッズやゲームの先行プレイなど様々な限定特典が豊富に用意されています。
 
また、このイベントでは毎年大きな発表がされており、イベントに参加していない方にも注目の期間となります。
アルゼンチンは日本の反対にある国なので、非常に行くのは大変ですがもしいけない方もAvalancheからの発表を楽しみに待つ楽しみもあります。
 
今年はどんな発表が用意されているのでしょうか👀

CoachellaでAvalancheが採用🔺

4/11-13にアメリカのカリフォルニアで開催される国際的な音楽イベントであるCoachellaで、参加者に対して報酬を与えるためのロイヤリティプログラムをAvalancheを用いて開催します。
 
Coachellaはこのイベント用にDiscordを開始し、そこで開催されるサイト上の宝探しイベントをクリアすると、参加証明のNFTやポイントを獲得できます。
 
このポイントは、イベントに関連したミステリーグッズボックスなどの限定商品やフェスティバルの際の特別体験のアクセスが可能になります。
また、このイベントに参加した人の中から抽選で「Coachella2025」の招待券が当たったり様々な特典を用意しています。
 
現在Avalancheでは、これらのロイヤリティプログラムに対して非常に力を入れており、より多くの人がブロックチェーンに触れやすいような取り組みを積極的に行っています。
現在はまだまだ認知度や実用例は少ないですが、今回のような「気が付いたらブロックチェーンを利用していた」ような体験をAvalancheは積極的に用意しているような印象を最近とても受けるので、もしかしたらAvalancheが生活の一部に紛れている日も遠くはないのかもしれません。

Pharaohがアップデート

Avalanche上のve(3.3)の仕組みを用いたプロジェクトと、Arbitrum上の同じくve(3.3)を用いたプロジェクトが合併してできたプロジェクトの「Pharao Exchange」がなんと ve(3.3)の仕組みを終了するとアナウンスがありました。
 
そして、新たなリブランディング先のプロジェクトとして「集中流動性」にフォーカスをしたプロジェクトになることを発表しました。
 
一時期確かにve(3.3)が盛り上がっており、その流れに乗ったものの最近ではその流行りもなくなってしまいその中出てきた集中流動性に乗り換えるような形になったのかもしれないですが、個人的にはこのプロジェクトがどこまで集中流動性領域においてシェアをとれるか少し不安なところがあります。
 
しかし、プロジェクトとしてはチームの力はあり、様々なところとの提携も行っているので営業方面から様々なシェアを取っていくことも可能なのかなと思いました。
 
今後のPharaohの発展に期待したいですね!