BENQI Igniteとは
本記事では、BENQI Igniteとは何かについて記載しています。Igniteの概要、誕生背景、2種類のサービスモデル:PAYG、Stakeモデルを紹介しています。
目次
Igniteの概要・誕生の背景
BENQI Igniteの概要
BENQI Igniteは、Avalanche C-Chainを基盤とするDeFiプラットフォーム、BENQI Financeが展開する最新のサービスです。これは、レンディングおよびリキッドステーキングに続く、彼らのサービスラインナップの第三の柱を形成します。
このIgniteは、リキッドステーキングによって集積されたAVAXの一部を、Avalancheバリデータの立ち上げコストを軽減するために提供することで、Avalancheエコシステムの分散化を加速します。このサービスは、PAYG(Pay As You Go)モデルとStakeモデルの二つの選択肢から成り立っています。
BENQI Financeの詳細に関心がある方は、以下の記事を参照してください。
誕生の背景
Avalancheバリデータの立ち上げには、最低2000AVAXのステーキングが必要であり、これは1AVAXが$20の場合、一つのバリデータにつき$40,000の資金を要します。さらに、サブネットの立ち上げには5〜8倍のコストがかかります。
ステーキングされたトークンは回収可能ですが、初期投資の大きさは特に小規模開発者にとって重大な障壁となります。Ignite以外では、ACP(Avalanche Community Proposals)においても、サブネット専用バリデータの最低条件緩和に関する討論がなされています。
このような背景の中で、Igniteは開発者やバリデータの数を増加させることを目的として立ち上げられました。
PAYG(前払い式モデル)
PAYGとは?
PAYGバリデーションサービスは、バリデータの立ち上げに必要な資金を大幅に削減するレンタルモデルです。USDC、AVAX、またはQiの前払い、ノードIDの入力、ステーキング期間の設定をすると、Igniteはバリデータ立ち上げに必要なAVAXの全額を提供します。
料金体系
ステーキング期間に応じた料金体系は以下の通りです。USDCやQiでの支払いが可能ですが、価格設定はAVAXベースです。Qiトークンでの支払いは5%の割引が適用されます。
ステーキング期間(週) | 料金(AVAX) |
2 | 8 |
4 | 15 |
8 | 28 |
12 | 40 |
BENQI Financeのトークンに関心がある方は、以下の記事を参照してください。
Stakeモデル
Stakeモデルとは?
Stakeモデルとは、一定条件下でのバリデータ立ち上げ補助サービスです。PAYGと同様、バリデータ立ち上げに必要なAVAXの量を減少させますが、条件付きで必要量の一部を借りる形式となっています。
利用者はAVAXとQiトークンをバリデート期間中ロックし、少額の資金でバリデータを立ち上げ可能です。
必要トークン量
このモデルの利用には、AVAX(500〜1800単位)及び借用したAVAXの価格の10%に相当するQiトークンが必要です。Qiトークンの必要数は、ステーキング時のQi/AVAXペアの市場価値に基づいて計算されます。このため、トークンの必要量は市場の変動に応じて変わる可能性があり、細心の注意が求められます。
添付されたグラフは、AVAXのステーク量に応じて必要となるAVAX建てのコストを推定しており、500AVAXをステークした場合、必要なコストはQiトークンを含めて合計650AVAXとなり、これが最小限の要求値となることが分かります。Igniteを利用しない場合、2000AVAXが必要ですので、Igniteを用いることでコストを約三分の一に削減することが可能です。
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